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快適に乗れる!サドル付き電動キックボード選びの完全ガイド

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電動キックボードは環境にやさしく、手軽な移動手段として注目を集めています。

特に2023年7月の法改正により、特定条件を満たすモデルは16歳以上であれば免許不要で乗れるようになり、さらに身近な乗り物になりました。

そんな電動キックボードの中でも、サドル(椅子)付きのモデルは長時間の乗車でも疲れにくく、初心者にも扱いやすいという大きなメリットがあります。

この記事では、サドル付き電動キックボードの魅力や選び方、法律上の注意点について詳しく解説します。

サドル付き電動キックボードのメリット

電動キックボードは立ち乗りが基本ですが、サドルが付いたモデルも多く販売されています。

サドル付きの電動キックボードにはどのようなメリットがあるのでしょうか?

身体への負担軽減と快適性の向上

電動キックボードを長時間利用すると、ずっと立ちっぱなしの状態になるため、足腰に大きな負担がかかります。

特に信号待ちなど停止している時間が続くと、足の疲労を感じることが多いでしょう。

サドル付きモデルなら、このような時に着席することができ、身体への負担が大幅に軽減されます。

走行中も座った状態で操作できるため、長距離移動でも快適に利用できます。

通勤や通学、ちょっとした買い物など、日常的な利用シーンでその価値を発揮するでしょう。

安定性と操作性の向上

サドルに座ることで、重心が低くなり安定感が増します。これは特に初心者にとって大きなメリットです。

立ち乗りに比べて体のバランスを取りやすく、転倒リスクも低減します。

また、サドルがあることで体の位置が固定され、ハンドル操作も安定します。

急な方向転換や突然の停止時にも、バランスを崩しにくくなるため、安全性の向上にもつながります。

汎用性の高さ

多くのサドル付き電動キックボードは、サドルを取り外して使用することも可能です。

つまり、状況に応じて座って乗ったり、立って乗ったりと使い分けることができるのです。

短距離の移動なら立ち乗り、長距離なら座って乗るといった柔軟な使い方ができます。

法律上の注意点と公道走行の条件

2023年7月1日から施行された改正道路交通法により、「特定小型原動機付自転車」という新しい区分が設けられました。

この区分に該当する電動キックボードは、16歳以上であれば免許不要で運転できるようになりました。

しかし、公道を走行するためには一定の条件を満たす必要があります。

特定小型原付として認められる条件

電動キックボードが特定小型原付として認められるためには、以下の条件を全て満たす必要があります:

  1. 車体の大きさ:長さ190cm以下、幅60cm以下
  2. 原動機:定格出力0.60キロワット以下の電動機を使用
  3. 最高速度:時速20km以下に制限されていること
  4. 走行中に最高速度設定を変更できない構造であること
  5. オートマチック・トランスミッション機構であること
  6. 最高速度表示灯が備えられていること

これらの条件を満たさない電動キックボードは、一般原動機付自転車または自動車として扱われ、運転には相応の免許が必要となります。

公道走行のための必須条件

電動キックボードを公道で走行するためには、車両区分に関わらず以下の準備が必要です:

  1. 自賠責保険への加入:万が一の事故に備えて、法律で義務付けられています
  2. ナンバープレートの取得と装着:最寄りの市区町村役場で申請可能
  3. 保安基準を満たした装備:前照灯(ヘッドライト)、尾灯(テールランプ)、方向指示器(ウインカー)、制動灯(ブレーキランプ)など

これらの条件を満たさずに公道を走行すると、道路交通法違反となり罰則の対象となるため、注意が必要です。

サドル付き電動キックボードの選び方

サドル付き電動キックボードを購入する際には、以下のポイントをチェックしましょう。

1. 法律への適合性

まず確認すべきは、公道走行が可能かどうかです。

特定小型原付として認められる条件を満たしているか、保安基準に適合した装備が整っているか、メーカーや販売店の説明を十分に確認しましょう。

公道走行できるとうたっていても、実際には条件を満たしていないモデルも市場に出回っているため、信頼できるメーカーや専門店から購入することが重要です。

2. サドルの快適性と調整機能

長時間乗るなら、サドルの快適性は非常に重要です。クッション性が良く、適切な大きさのサドルを選びましょう。

また、サドルの高さが調整できるモデルであれば、体格に合わせて最適なポジションで乗ることができます。

サドルが取り外し可能かどうかも確認ポイントです。取り外しできるモデルなら、状況に応じて立ち乗りと座り乗りを使い分けられます。

3. バッテリー性能と航続距離

電動キックボードの使用範囲を決める重要な要素がバッテリー性能です。

1回の充電でどれくらいの距離を走行できるのか(航続距離)、充電にかかる時間はどれくらいかを確認しましょう。

日常的に使用する距離を考慮して、十分な航続距離を持つモデルを選ぶことが重要です。

また、バッテリーが取り外し可能なモデルであれば、予備バッテリーを持ち歩くことも可能です。

4. 耐荷重と安定性

電動キックボードには耐荷重(最大積載重量)が設定されています。自分の体重に加え、通常持ち歩く荷物の重量も考慮して、十分な耐荷重を持つモデルを選びましょう。

一般的に「自分の体重+5〜10kg」程度の余裕を見ておくと良いでしょう。

また、デッキ(足を置く部分)の幅も安定性に影響します。幅広のデッキを持つモデルの方が、安定感があり初心者にも扱いやすい傾向があります。

5. 折りたたみ機能と収納性

使用しない時の収納スペースも考慮しましょう。

多くの電動キックボードは折りたたみ機能を備えていますが、折りたたんだ時のサイズや重量は製品によって大きく異なります。

自宅での保管場所や、公共交通機関との併用を考えている場合は、コンパクトに折りたためるモデルが便利です。

おすすめのサドル付き電動キックボード

市場には様々なサドル付き電動キックボードが販売されていますが、公道走行可能で保安基準を満たした製品を選ぶことが重要です。

以下のような特徴を持つモデルが特におすすめです:

  • 特定小型原付として認められる条件を満たしている
  • 保安部品が標準装備されている
  • サドルの取り外しが可能
  • 十分な航続距離を持つ
  • 折りたたみ機能がある
  • 耐水性が高い

具体的な製品を選ぶ際は、自分の用途や予算に合わせて、複数のモデルを比較検討することをおすすめします。

また、専門店でのテスト走行ができれば、実際の乗り心地も確認できるでしょう。

安全な乗り方とマナー

電動キックボードを安全に楽しむためには、基本的な乗り方とマナーを守ることが大切です。

ヘルメットの着用

特定小型原付の電動キックボードは、ヘルメットの着用が努力義務とされていますが、安全のためには必ず着用することをおすすめします。

万が一の転倒時に頭部を守ることができ、重大な事故を防ぐことができます。

交通ルールの遵守

電動キックボードも「車両」として扱われるため、基本的な交通ルールを守る必要があります:

  • 原則として車道の左側端を走行する
  • 信号や一時停止などの交通規制を守る
  • 飲酒運転は絶対に行わない
  • スマートフォン操作などの「ながら運転」をしない

歩行者への配慮

条件を満たせば歩道も走行できますが、その場合は歩行者優先が大原則です:

  • 歩道走行時は時速6km以下で走行する
  • 歩道の中央よりも車道寄りを走行する
  • 歩行者の通行を妨げる場合は一時停止する

快適な移動手段としてのサドル付き電動キックボード

サドル付き電動キックボードは、立ち乗りモデルに比べて身体への負担が少なく、安定性にも優れた実用的な移動手段です。

特に通勤・通学や買い物など、日常的な用途に適しています。

2023年7月の法改正により、特定条件を満たすモデルは免許不要で乗れるようになり、より身近な乗り物になりました。

ただし、公道走行には自賠責保険の加入やナンバープレートの取得など、いくつかの条件があることを忘れないようにしましょう。

選び方のポイントを押さえ、自分の使用目的に合ったモデルを選択することで、サドル付き電動キックボードは日常の移動をより快適にしてくれることでしょう。

環境にやさしく、経済的で、何より楽しい移動手段として、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

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