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【徹底解説】これだけは知っておきたい!電動キックボードの安全走行とルール対策

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電動キックボードが街中で見かける機会が増えてきました。

手軽に移動できる便利なモビリティとして注目を浴びる一方で、「逆走」などの危険な乗り方による事故も問題になっています。

この記事では、電動キックボードを検討している方に向けて、基本的な知識からルール、選び方のポイントまで徹底解説します。

これを読めば、安全に楽しく電動キックボードライフを始められるはずです。

電動キックボードとは?その魅力と基本を理解しよう

電動キックボードは、従来の足で蹴って進むキックボードにモーターと電池を搭載し、電動で走行できるようにした乗り物です。

通勤・通学の「ラストワンマイル」の移動手段として、また観光地での散策用としても人気が高まっています。

軽量でコンパクトな設計により、持ち運びや保管も容易なことが大きな魅力です。

最大の特徴は、環境にやさしいエコな移動手段であることです。

電気で動くため排気ガスを出さず、充電も家庭用コンセントから可能。

さらに、渋滞に巻き込まれることなく効率よく移動できるため、都市部での移動時間の短縮にも貢献します。

通常、時速20km前後で走行でき、一回の充電で15km~50km程度走れるモデルが主流です。

重量は10kg~20kg程度と持ち運びやすく、折りたたみ機能を備えたモデルなら電車やバスに乗せることも可能です。

知らなかったでは済まない!電動キックボードの法律とルール

電動キックボードを安全に利用するためには、法律やルールを正しく理解することが不可欠です。

特に注意したいのが「逆走」の問題です。

道路交通法上、電動キックボードは「軽車両」に分類され、自転車と同様に車道の左側を通行することが義務付けられています。

右側通行(逆走)は重大な事故につながる危険な行為であり、厳に慎まなければなりません。

2023年7月の法改正により、一定の条件を満たす電動キックボード(特定小型原動機付自転車)については、16歳以上であればヘルメット着用の努力義務のみで運転免許不要となりました。

ただし、以下の条件を満たす必要があります:

  • 最高速度20km/h以下
  • 車体の大きさが長さ190cm、幅60cm以下
  • 車体の重量が40kg以下

これらの条件を満たさない電動キックボードは、原動機付自転車(原付)として扱われ、運転には原付免許以上が必要です。

また、ナンバープレートの取得や自賠責保険への加入も義務付けられています。

走行時のルールとしては、以下の点に注意が必要です:

  1. 車道の左側を走行する(逆走禁止)
  2. 歩道走行は原則禁止(特定小型原付でも不可)
  3. 二人乗りの禁止
  4. 飲酒運転の禁止
  5. スマホを操作しながらの運転禁止
  6. イヤホンやヘッドホンの使用は危険(周囲の音が聞こえなくなる)

特に歩道走行の禁止は徹底されており、違反した場合は道路交通法違反となります。

また、飲酒運転は自動車と同様に厳しく罰せられるため、絶対に避けるべきです。

事故を防ぐ!電動キックボードの安全な乗り方と逆走のリスク

電動キックボードによる事故の多くは、基本的な安全ルールを守らないことから発生しています。

特に「逆走」は、対向車や歩行者との衝突リスクを大幅に高める危険な行為です。

逆走のリスクとしては、以下が挙げられます:

  • 対向車両からの視認性が低下し、衝突の危険性が増加
  • 交差点での出会い頭事故のリスク上昇
  • 車両の出入りが多い場所での事故危険性の増加
  • 信号や道路標識が見えにくくなる

安全に乗るためのポイントは次の通りです:

まず、適切な防護具の着用が重要です。ヘルメットは特定小型原付では努力義務ですが、安全のために必ず着用しましょう。

加えて、膝や肘のプロテクター、手袋なども併用すると、万が一の転倒時に怪我を軽減できます。

次に、走行前の車体点検も欠かせません。

ブレーキの効き、タイヤの空気圧、バッテリー残量などを確認しましょう。

特にブレーキは安全の要となるため、定期的なメンテナンスが必要です。

走行中は、常に前方に注意を払い、スピードの出し過ぎに注意することが大切です。

特に歩行者や自転車が多い場所では、徐行して安全を確保しましょう。

また、夜間の走行時には、反射材の着用やライトの点灯を忘れないようにしてください。

初心者必見!電動キックボードの選び方と比較ポイント

電動キックボード選びで失敗しないためには、自分の用途やニーズに合ったモデルを選ぶことが重要です。

主なチェックポイントは以下の通りです:

  1. バッテリー性能と航続距離: 通勤や通学など日常的に使用する場合は、少なくとも20km以上の航続距離があるモデルがおすすめです。バッテリーの品質は安全性にも直結するため、信頼できるメーカーの製品を選びましょう。
  2. モーターパワーと登坂能力: 坂道の多いエリアで使用する場合は、十分なモーターパワーを持つモデルが必須です。一般的に300W以上のモーターがあれば、緩やかな坂道なら問題なく登れます。
  3. 重量と携帯性: 電車やバスとの併用を考えている場合は、軽量で折りたたみ機能があるモデルが便利です。ただし、軽すぎるモデルは安定性が低下する傾向があるため、バランスを考慮しましょう。
  4. タイヤのサイズと種類: 大きなエアタイヤは乗り心地が良く、小さな段差も乗り越えやすいですが、パンクのリスクがあります。一方、ソリッドタイヤ(パンクしない素材)は耐久性に優れていますが、衝撃吸収性は劣ります。
  5. ブレーキシステム: 安全性を考えると、ディスクブレーキやドラムブレーキなど、複数のブレーキシステムを備えたモデルがおすすめです。
  6. 特定小型原付の条件を満たしているか: 免許不要で乗りたい場合は、前述の特定小型原付の条件を満たしているかを確認しましょう。

価格帯としては、エントリーモデルで5万円前後、中級モデルで10万円前後、高級モデルで15万円以上が目安となります。

初心者の方は、安全機能が充実した中級モデルから始めるのがおすすめです。

電動キックボードを長く使うためのメンテナンス術

電動キックボードを安全に長く使い続けるためには、適切なメンテナンスが欠かせません。基本的なメンテナンス項目は以下の通りです:

  1. 定期的な清掃: 使用後は、特にタイヤ周りや可動部分のホコリや泥を拭き取りましょう。また、海辺や雪道を走行した場合は、塩分や融雪剤による腐食を防ぐため、入念な清掃が必要です。
  2. バッテリーの管理: リチウムイオンバッテリーは適切に管理することで寿命が大きく変わります。完全放電を避け、使用しない場合でも定期的に充電することをおすすめします。また、極端な高温・低温環境での保管は避けてください。
  3. ボルトの増し締め: 振動によってボルトが緩むことがあるため、月に1回程度はボルトの締め付け具合をチェックしましょう。特にハンドルやフォーク部分は念入りに確認が必要です。
  4. タイヤの点検: エアタイヤの場合は定期的に空気圧をチェックし、適正値を保ちましょう。また、タイヤの摩耗状態も確認し、溝が浅くなったら交換時期です。
  5. ブレーキの調整: ブレーキの効きが悪くなってきたら、調整または部品交換が必要です。ブレーキは安全に直結する重要な部分なので、自信がない場合は専門店に相談しましょう。

これらのメンテナンスを定期的に行うことで、故障リスクを減らし、安全性を高めることができます。また、メーカーが推奨する定期点検を受けることも大切です。

実は便利!電動キックボードがもたらす生活の変化

電動キックボードを導入することで、日常生活がどのように変わるのでしょうか?実際のユーザーの声から、その魅力をご紹介します。

まず、通勤・通学の時間短縮が挙げられます。特に最寄り駅から職場や学校までの「ラストワンマイル」の移動が楽になります。

バスの本数が少ない地域や、混雑する電車を避けたい方にとって大きなメリットとなるでしょう。

次に、移動コストの削減効果があります。一回の充電にかかる電気代はわずか10円程度。

月額定期券やタクシー代、ガソリン代と比較すると、長期的には大きな節約につながります。

また、環境負荷の低減にも貢献できます。CO2を排出しない電動キックボードは、環境意識の高い方にもおすすめです。

さらに、適度な運動効果も期待できます。

全く運動せずに移動できるわけではなく、バランスを取るための筋肉や体幹が自然と鍛えられます。

そして意外と見落とされがちなのが、移動のストレス軽減効果です。

満員電車や渋滞のストレスから解放され、開放感のある移動を楽しめます。

通勤・通学の時間がより充実したものになるでしょう。

ただし、雨天時の使用には注意が必要です。防水性能が高いモデルでも、大雨の中の走行は避けるべきです。

また、冬季の凍結路面での走行も危険なため、季節や天候に応じた利用計画を立てましょう。

電動キックボード購入で失敗しないために

電動キックボードは、都市部の移動を効率化し、生活に新たな楽しさをもたらす魅力的なモビリティです。

しかし、安全に楽しむためには、法律やルールの理解、適切な乗り方の習得、そして自分に合ったモデル選びが欠かせません。

特に「逆走」などの危険な乗り方は絶対に避け、常に車道の左側を走行することを徹底しましょう。

また、歩行者優先の意識を持ち、周囲に配慮した運転を心がけることが大切です。

購入を検討する際は、短期的な価格だけでなく、長期的な使用を見据えて、品質や安全性、アフターサービスなども含めて検討することをおすすめします。

信頼できるメーカーやショップで購入し、疑問点があれば専門家に相談するとよいでしょう。

電動キックボードは、正しい知識と適切な乗り方を身につけることで、安全で楽しい移動手段となります。

この記事が、あなたの電動キックボード選びと、その後の安全な利用の一助となれば幸いです。

新しいモビリティライフを始める一歩として、ぜひ電動キックボードの世界を探ってみてください。

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