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【2025年最新】電動キックボードの価格相場と失敗しない選び方ガイド

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街中で見かける機会が増えた電動キックボード。

環境に優しく、手軽な移動手段として注目を集めていますが、「価格帯はどれくらい?」「どのモデルを選べばいいの?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

2023年7月の法改正により、特定の条件を満たした電動キックボードは免許なしでも乗れるようになり、より身近な乗り物として普及しつつあります。

しかし、モデルによって価格や性能に大きな差があり、どれを選ぶべきか迷ってしまうことも。

この記事では、電動キックボードの価格相場や、コスパの良いモデルの選び方、維持費まで含めた総コストなど、購入を検討している方が知っておきたい情報を徹底解説します。

失敗しない電動キックボード選びの参考にしてください。

電動キックボードの価格帯と特徴—予算別の違いを徹底比較

電動キックボードは、スペックや機能によって価格に大きな幅があります。

「特定小型原動機付自転車」として公道走行できるモデルに絞って、価格帯別の特徴を見ていきましょう。

エントリーモデル(5〜8万円台)

最も手頃な価格帯のモデルで、電動キックボードデビューにおすすめです。

このクラスの代表的な製品としては、「RICHBIT ES1 PRO」などがあります。

このモデルは13.8kgと軽量で、約7万円という価格が魅力的です。

初めて電動キックボードを購入する方に人気があります。

エントリーモデルの特徴:

  • 軽量(10〜14kg程度)でコンパクト
  • 航続距離は20〜30km程度
  • バッテリー容量やモーターパワーは控えめ
  • 基本的な保安部品は装備
  • シンプルな機能性と使いやすさ

予算を抑えたい方や、まずは試しに使ってみたいという方に適したクラスです。

価格は抑えめながらも、日常の通勤や買い物など近距離の移動に十分な性能を持っています。

ミドルレンジモデル(8〜12万円台)

バランスの取れた性能と価格で、長く使いたい方におすすめのクラスです。

「YADEA YDX3-JP」などがこの価格帯に位置しています。

上位モデルより5万円ほど安いのに、実用面ではほとんど差がない点が魅力です。

ミドルレンジモデルの特徴:

  • 重量は14〜18kg程度
  • 航続距離は30〜50km程度
  • 400W以上の安定したモーターパワー
  • 坂道や長距離走行に対応できる性能
  • 乗り心地を向上させるサスペンションなどを装備
  • 特例特定小型原付として歩道走行可能なモデルも

日常的に使う予定の方や、長距離の通勤にも使いたい方にとって、コストパフォーマンスの高い選択肢となるでしょう。

ハイエンドモデル(12〜20万円以上)

最高級クラスのモデルで、性能や快適性を重視する方におすすめです。

「E-KON City」や「EVEREST XING EX15」などの高性能モデルがこのクラスに含まれます。

ハイエンドモデルの特徴:

  • 大容量バッテリーで航続距離50km以上
  • 500〜600Wの高出力モーター
  • 高品質なサスペンションとブレーキシステム
  • 10インチ以上の大径タイヤを採用
  • 優れた安定性と乗り心地
  • スマートフォン連携など先進的な機能

長距離通勤や坂道の多い地域での使用、より快適な乗り心地を求める方に向いています。

投資額は大きくなりますが、長期間使うことを考えると満足度の高い選択となるでしょう。

保安基準適合モデルの選び方—安全に公道を走るために

特定小型原動機付自転車として公道を走行するためには、保安基準に適合したモデルを選ぶことが重要です。

価格だけでなく、以下のポイントもチェックしましょう。

保安基準適合の確認方法

電動キックボードを選ぶ際、最も重要なのが保安基準適合モデルかどうかの確認です。

次の3つのいずれかで判断できます:

  1. 性能等確認済シール:保安基準を満たしていることを示すシールが貼られていること
  2. 型式認定リスト:国土交通省の「保安基準適合性等が確認された特定小型原動機付自転車の型式」リストに掲載されているか
  3. メーカー認証:特定小型原動機付自転車として認証を受けていることがメーカーから明記されているか

保安基準を満たさないモデルを購入してしまうと、ナンバープレートが取得できず、結局は公道で走行できなくなってしまいます。

価格の安さだけに惹かれて基準外のモデルを選ばないよう注意が必要です。

実用性重視の機能チェック

日常的に使用するなら、以下の機能もチェックすると良いでしょう:

  • モーターパワー:坂道も楽に走行できる400W以上がおすすめ
  • バッテリー性能:使用予定距離の1.5倍程度の航続距離があると安心
  • タイヤサイズ:乗り心地のよさで選ぶなら10インチ以上のエアタイヤ
  • 重量:持ち運びが多い場合は15kg未満を目安に
  • 防水性能:雨の多い地域ではIP54以上の防水性能があると便利

これらの機能は価格に直結する要素でもあります。

自分の使用環境や目的に合わせて、必要十分な機能を持つモデルを選ぶことがコストパフォーマンスを高める鍵となります。

購入後のコスト—維持費・メンテナンス費用も考慮した総コスト

電動キックボードの総コストを考える際には、購入価格だけでなく、以下の維持費も考慮する必要があります。

公道走行に必要な初期コスト

特定小型原動機付自転車として公道を走行するためには、次の費用が必要です:

  • ナンバープレート取得費用:約500〜1,000円
  • 軽自動車税:年間約2,000円
  • 自賠責保険料:1年で約7,500円(2024年4月からは特定小型原動機付自転車専用の料金設定が適用)

車体価格とは別に、これらの費用が必要となるため、予算に含めておきましょう。

長期的な維持コスト

電動キックボードを長く使い続けるためには、以下のメンテナンスコストも見込んでおく必要があります:

  • バッテリー交換:2〜3年で劣化する場合が多く、交換費用は2〜4万円程度
  • タイヤ交換:摩耗やパンクによる交換で5,000〜10,000円程度
  • ブレーキパッド交換:1,000〜3,000円程度
  • 定期点検費用:安全に使い続けるための点検費用

アフターサポートが充実しているメーカーや、部品の供給が安定しているモデルを選ぶことで、長期的なコストを抑えることができます。

価格帯別おすすめモデル—コスパで選ぶ2025年ベストバイ

それでは、価格帯別に特におすすめのモデルをご紹介します。

いずれも特定小型原動機付自転車として公道走行可能なモデルです。

コスパ重視なら「RICHBIT ES1 PRO」(約7万円)

エントリーモデルの中でも特に人気の高いモデルです。重量13.8kgと軽量ながら、必要十分な性能を備えています。

初めて電動キックボードを購入する方に最適な一台です。

特徴:

  • 価格:約69,800円
  • 重量:13.8kg
  • モーター出力:350W
  • 航続距離:約25〜30km
  • タイヤサイズ:8.5インチ

バランス重視なら「YADEA YDX3-JP」(約10万円)

ミドルレンジクラスで特に注目のモデルです。

上位モデルより5万円ほど安いにもかかわらず、実用面ではほとんど差がありません。

さらに特例特定小型原付自転車機能も備えているため、歩道も走行可能です。

特徴:

  • 価格:約100,000円
  • 重量:約16kg
  • モーター出力:435W(傾斜20%の坂を上る際のパワー)
  • 航続距離:約40km
  • タイヤサイズ:約9インチ(225mm)
  • 特例特定小型原付自転車機能あり(歩道走行可能)

高性能重視なら「E-KON City」(約15万円)

ハイエンドクラスの中で特に評価の高いモデルです。

安定した走行性能と高い信頼性を備え、長期間の使用にも耐える高品質なモデルとして人気があります。

特徴:

  • 価格:約150,000円
  • 重量:約19kg
  • モーター出力:500W
  • 航続距離:約65km
  • タイヤサイズ:10インチ
  • 高品質サスペンションとブレーキシステム

パワフル志向なら「EVEREST XING EX15」(約16万円)

「業界最強」と謳われる600Wモーターを搭載したパワフルなモデルです。

坂道の多い地域や、安定した走行性能を求める方におすすめです。

特徴:

  • 価格:約160,000円
  • モーター出力:600W
  • 航続距離:約45〜50km
  • 頑丈なフレームと優れた安定性
  • 高出力でありながら特定小型原付として免許不要

購入前の注意点—失敗しないための確認事項

電動キックボードを購入する前に、以下の点を必ず確認しておきましょう。

保証・アフターサポートの確認

電動キックボードは精密機械であり、適切なメンテナンスが必要です。

以下の点を確認しておくことで、長く安心して使用できます:

  • メーカー保証の期間と内容:最低でも1年以上の保証があるか
  • 修理対応:故障時の修理体制や対応拠点があるか
  • 部品供給:消耗品の入手経路や供給期間が明確か
  • サポート体制:問い合わせ窓口や修理受付体制が整っているか

国内メーカーや正規代理店が販売するモデルは、アフターサポートが充実している場合が多いです。

逆に、並行輸入品や無名メーカーの製品は、故障時の対応が難しくなる可能性があります。

試乗・レンタルの活用

可能であれば、購入前に試乗やレンタルを活用して、実際の乗り心地や使い勝手を確かめることをおすすめします。

電動キックボードは個人の体格や使用環境によって、適合するモデルが異なります。

レンタルサービスを利用すれば、数千円で実際に使用感を試すことができます。

購入後に「思っていたのと違った」という失敗を防ぐためにも、事前体験は有効な手段です。

まとめ—あなたに最適な電動キックボードを選ぼう

電動キックボードは価格帯によって性能や機能に大きな差があります。購入前には、以下のポイントを考慮して選びましょう:

  1. 用途と予算に合った価格帯を選ぶ
    • 初心者・短距離移動なら:5〜8万円台
    • 日常使いなら:8〜12万円台
    • 本格的な長距離利用なら:12〜20万円以上
  2. 保安基準適合モデルを確認
    • 性能等確認済シールや型式認定の確認
    • 公道走行に必要な装備が整っているか
  3. 実用的な性能をチェック
    • 航続距離、モーターパワー、タイヤサイズ、重量など
    • 使用環境に適した機能が備わっているか
  4. 総コストを考慮
    • 初期費用(車体価格、ナンバー取得、自賠責保険)
    • 維持費(バッテリー交換、タイヤ交換、定期点検)
  5. アフターサポートの充実度
    • 保証期間、修理対応、部品供給体制

これらの要素を総合的に検討して、あなたのライフスタイルに最適な一台を見つけてください。

電動キックボードは、環境に優しく経済的な移動手段として、これからの生活をより便利で豊かにしてくれることでしょう。

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